イブの夜に生放送。さんまのダンディズム。

さくらいちか 氏の24日付けを読んでインスパイヤーされたんですけど、さんまさんが「明石家サンタ」を続けるモチベーションの一つになってんだろうなぁと思うのが「イブの夜に生放送で働いちゃったりするさんちゃん」という自分の見え方が大好きなんだろうなぁって事なんだけど、間違いなくそんな風に見えている自分の大ファンなハズですよあの人は。というお話で、さんまさんにとってあの番組は、日本国民に対して「イブの夜に恋人のいない寂しい人たちに自分が犠牲となってお笑いを提供する、そんなさんちゃんってイヤーン(さんま風)」という大好きな自分の姿をリアルタイムでアピールできる格好の場となっていて、それがあの番組へのモチベーションの一要素となっている気がする。
しかしですよ、それは芸事一筋という芸人的生き様のカッコよさ(本人内での)をアピールしたいという要素はあまり感じられなくて、単純にイブの夜に働いている状況をカッコいいとする男性特有のダンディズムが核である気がしてならない訳ですよ(と書いている俺も男子ですが)。それをイケてるとする男性って結構いるでしょ。(同性としてわからんでもないけど。というか良くわかりますけど)。さらに言うと、さんまさんの「男性モノのデカいシャツを着る女性」が好きというネタから見受けられる、さんまさんが30代を謳歌してきたあの頃のトレンディーな雰囲気というか、うまく言えませんけど、男女七人とかのあの時代のノリの人たちの美的価値観みたいなところら辺がさんまさんの「イブの夜に働く男」をイケてるとするダンディズムを形成していると思う。こじ付けですよこのくだりは。
まぁ番組が継続される理由としては、行政的な何やらあるのはもちろん前提のお話なのですが、何ゆえこんな浮き足立ったヨレヨレの駄文を力説するかと申せば、俺が無類の切り口フェチだから。どハードの。たった一パーセントでもありそうだなぁと思った切り口をメリメリとこじ開けていくのが好きなのです。そんなところをオモシロがって頂ければ嬉しいです。