帽子を取れという指摘が出来ない時代

俺ちゃんは、服装とか髪型とかどーでもいいですから、ちゃんとしたヤツを提案・提出してね!っていう仕事を主にをしているんですけど、そんなんだから、割りと帽子なんかをかぶったまま会議とか出る人もわけですよー俺もたまに被ってるし。でも会議ともなると、キチンとした偉い大人たちも出席しているわけで、帽子被りの輩に対して心に一物おありのご様子である事はビンビン感じるんですけど、実際に声に出されて注意されたのは、一度しかないんです。それで思ったんです。

もちろん職業にもよるけど、服装に完全に規制がないトコで仕事している人たちの中にいて、帽子を被っている人に対してモヤモヤと注意ゴコロを持っている人の胸中は、「待てよ、そんなふっるぃ〜礼儀作法めいた何かを指摘したらどーなんでしょ?もしかして古い感覚?うわ〜逆にこっちが怪我しそうな今の空気感」みたいになっているんだろうか?

わかんないけど、今、帽子を被ったままの(かつて無礼とされていた)人よりも、ちゃんと注意してあげた人の方が、周囲からの視線が冷たいような空気がある。なにこの人、くだらない事注意してるよー的な。そんな流れがあるからこそ、逆に今、注意する人に尊敬の熱視線を送りたい。
とか言っても、仮に注意されても、俺は帽子取りませんけど。「いや、宗教的な理由で取れません」とか中学ウソを言うから。そして、こんな文脈から、スムーズに上島竜ちゃんの怒り帽へと話は展開されていく今まさに。