ウェブ上の味の素 「笑」

uruoi2004-03-16


キムキム兄やんこと木村祐一さんが「なっんやねん!」というボケ受け止め言葉は、爆笑ボケはもちろん、すべりボケ、リアクションすら取れない意味不明な何かでさえ、正のベクトル(ボケを生かす方向)で受け止め、小笑いにまで昇華させる、すなわちお笑い界の万能調味料「味の素」であると、どっかでポロった一言を聞き逃さなかった事に端を発したインスパイヤードなパクリ疑惑。
ウェブ上の味の素は、文末に付けた「笑」であると提唱してみたい。コメント欄やメール・チャットなどのやり取りで、皮肉めいた言い回しや多少の過激な発言をしたとしても文末に 笑。 で閉じてしまえば、あら不思議。全てがシャレですよ的ポジショニングをたったの一文字で確保できるし、ゆーても、素性の知らぬ相手とのやり取りですよ。ウェブ上とは。やっぱ建前的な関係からのネクストに踏み出す為には、多少ビビットな言い回しで笑かしにいったりする場合もあるわけですよ。その反面マジで受け止められたらキツイなーと予感もするわけで、そんな時にパッパと一振りの「笑」。笑かしにいってまっせ的安心保険もかけられるし、そして何より、より相手と触れ合いたいが為の「好意的攻めの姿勢」である事を相手にお知らせできるんです。便利なんです。好意的記号として。すごく多機能で。万能なんです。味の素なんですAJINOMOTO CO.INCなんです。グルタミン酸なんです。
えー、この手の文書とかだと、流れ的に最期に「笑」をオチとした文末になるんですけど、一周させてみたあげく、それはそれでやっぱ構成的に美しいので何にも付ける要素がありませんが付けて終る事にします。笑