あるあるネタのパッケージ感

uruoi2004-02-21

ざっくりの話ですけど、ふかわりょうさん以降、あるあるネタを如何にフレッシュなフレームというかパッケージで魅せていくかという命題に、テツandトモさんやだいたひかるさんやいつもここからさんや鉄拳さんや、番組で言うなら、新すぃ日本語ココリコミラクルタイプ等々(多数あるけど、調べないよ)が挑戦してきたわけですけど、個人的にふかわりょうさんの「ダンシング+一言」というパッケージが最初にして最強だと思っていて、あの当時まだ、あるあるネタが新鮮であったという事を差し引いてもそう思えるのは、仮に今ふかわさんが新人として舞台とに立ったとしても人気が出るのは明らかで、それはフレームが優秀な証拠だからと思った。あとクイズ番組においては、100人に聞きましたを超えるソフトは今だ皆無。
イキオイづいてウルオイは書き続けますけど、今のテレビの状況を察すると、あるあるネタあるあるネタで止めなければ受け入れられない時代っぽくて、ダウンタウンさんのごっつええ感じのような、共感型の笑いなんていうものは、とっかかりの入り口にしかしていない飛躍した発想の提案によるお笑いが、今後テレビに期待できない雰囲気が漂っているので、ロバート秋山竜次さんやドランクドラゴンの塚地さんが作り上げるキャラクターのような偏執なまでの擬態、つまり、あるあるネタの階層を掘り下げたハードコアなあるあるネタに期待したい。それは、裏を返せすと、松本人志さんのような突飛なディフォルメ奏者が現れないのであれば、まったくディフォルメせずに、例えばゴミ配送車のおじさんを完全フルスケールで模写するだけに終始するような方が笑えるとも言えてしまう。仮に松本人志さんクラスの人が登場した(していた)としても、それをやらせてもらえる土壌が今のテレビにないようにも感じるな。つまり、あるあるネタもいいけど、面白い人の凄ぇ妄想がそろそろ見たいよという主張。つーかこの話自体あるある感は否めない。
追記:さっき見ためちゃイケでのレギュラーのネタは「バカテンションリズミカル」パッケージのあるあるネタとでもいうところかな。