グラサン使いというスタンド

uruoi2003-11-27

芸能界個性派グラサン術には、使い手の系譜というものが脈々と存在していて、代表的なところでは、TOKYO松岡の『後頭部掛け』→CHEMISTRYカワバタの『顎関節掛け』と続いており、今大注目はKICK THE CAN CREWのバンド野郎が熱血布教中の『おばあちゃんオンザロッキングチェアー掛け』である。新手ながらレトロである。歴史的には後頭部から顎へ、そして2003年秋、ついにグラサンは鼻へと回帰した。関野さんも真っ青なグレート・グラサン・ジャーニである。で、この系譜における共通点は、流行らそうオーラを放ちながらも誰もマネする事なく本人が自然と辞めていく儚さを想像させた上で、まったくもって同情なんて得られず、逆に冷酷に失笑される事であり、その点から、所さんの『おでこ掛け』は除外させて頂きました。アレは真っ向から流行らそうとしていないからさ。