今井メロは、ギャングスタラッパー。

uruoi2006-02-11


ネットじゃ、酷評されまくりのラッパー今井メロさんを、サブカル雑誌文脈で一生懸命褒める試み。





壮行会という「公」の場において、ストリートカルチャーであるラップでご挨拶!!というある種の反抗的態度と、その度胸は、リリックの内容などを凌駕して、サグなライフを高らかに誇示するギャングスタラッパーとしての印象を強く受ける。そしてなにより、日本オリンピック史上初の試みとなったそれはまさしく、独自性・独創性を発祥とするヒップホップそのものではないだろうか(文・ウルオイ)




(リリックス)
1,2,3,4 ガンガン ズンズン グイグイ 上昇
5,6,7,8 毎回 ビッグ キック Check yeah
夢に描いたショータイム デカイ理想は夢じゃない
スタート前の深呼吸 パイプショーでmaking making dream
跳ね上がれ舞い上がれ 魔法のジュータン ボードに変えて
フロント・バックとかっ飛ばす インディ・メソッド・720°
戦場・炎上・技・特上 燃えた瞳が物語る
強い味方がmellowな売り 夢に向かってフルパワー
あの頃夢見描いた世界は 今この手の中に
夢・感動・ファンタジー My dreamトリノオリンピック


リリック解説
ありがちな押韻が続くが、時折、彼女のバックボーンである、スノーボードのトリック名などが挿入されているところは、マイライフ(実体験)をリアルに歌うという、ラッパーとしての王道を押さえていると言える。【魔法のジュタン ボードに変えて】というパンチラインは、スノーボーダーレペゼンのラッパーであることを端的にまとめた彼女ならではのハーコーなパンチラインとかいって。
聴いた事がない人はここ。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/50438435.html