芸人が言語化する○○笑い

芸人さんの間では、多様な笑いのパターンを「○○笑い」とわかり易いジャンクな言語に置き換え広義化する事で、笑いの種類を区別、整理してたりとかすんじゃん?そんなのがテレビを見てるとたまに、「それって、○○笑いやん!」と、つっこみという形で、初めて耳にする○○笑いに出くわすじゃん、そうするとうわぁかっけぇー!使いてぇ〜って思うじゃん高ニがさ。で、ここ最近で聴いたのはこんな感じ。



:誘い笑い ⇒笑う、思わず笑ってしまう事で笑わす手法。よゐこ浜口さんとか得意。
:すべり笑い⇒スベる事で笑わす手法。EX「ほらほら、すべり笑いもないがな!」とか。ダンディーさんとか。
:引き笑い⇒さんまさんを代表とする息を吸いこむアレ。
:つっこみ笑い⇒つっこむ言葉の言い回しで笑わす。くりぃむしちゅー上田さん、アンガールズ田中さん。南海キャンディーズ山里さんとか。


他にも、あると思うし、作れば無数にあるわけだが、テレビ上で芸人が言った事が重要で、どこぞの評論家による○○笑いとかのオリジナルは除く。嗚呼、現場主義。

あとさ、とんねるずが業界の裏側をネタに折込み、世間に広めたのであれば、ダウンタウンはこのような言語化したお笑いのテクニックを広めたように思うのよね。とんねるずの業界システムの流布とダウンタウンのお笑い技術の講義。この二点は、言うまでもなく今の芸人さんに相当影響してるよね。