今日という日

恐らく今後、何度となく語るうちに、右肩上がりに、ホップステップばりの倍々間隔で、大げさに雄弁に声高に、己に酔いしれまくりながら圧倒的なスケールで披露するであろうエピソードを、今日という日に刻み込みました。一生のうち三本の指に入るであろう最強の自慢話当確。中学の頃、ケンカが起きると、いの一番で駆けつけ、そのファイティングの勃発を学校中に言いふらし、あっという間に黒山の人だかりに仕立て上げては、リングサイドで観戦していたあの無責任退屈解消男の俺が。まさかねぇー。こんなトコでそんな責任重要な仕事をするとは夢にも思わなかった。人生ってやつはうまく話が出来てやがるぜ。あー、すでに事実が嘘のようなリアルであるからして、脚色肉付けする気も失いかけてきた恍惚の今という今。
己の精神的耐久力を超えたハイプレッシャーの中での完遂。飛躍的な耐久力のアップが、目に見えるかのように実感。えれぇー勉強になった。ふぅー。
そんなもったいぶったごめんなさいな自分だけの記録媒体。の日。