認めたくないのだが、やりたくもない仕事でも、やり終えた時は達成感とやらが一人前に訪れて心地よい気分になっていたりする。単にやりたくもない仕事を終えただけの話なのにだ。
そんなアガっている自分に気づいて、冷静になって自分に問いてみる。「お前はそんなんで達成感を味わうのか?」「お前はそこにいて満足なのか?」…


そんな心地よさは、自分が望んでやる仕事にも当然、同じように訪れる。
残念な事に人が感じる事ができる心というものは一つなわけで、やりたかった仕事であっても、やりたくなかった仕事に対する達成感と似たような達成感を味わう。達成感には変わりないのだ。
ならば、仕事と呼ばれるものはすべて単一的なモノで、達成感を味わう為に用意された抑圧にすぎないのか?
達成感というものは、仕事への情熱とは関係なく、身体的な拘束から開放されるという生理現象に過ぎないのか。


君が仕事を終えた時に包まれる達成感はホンモノか?