ダイアログ・イン・ザ・ダークについて

uruoi2006-08-02


あんまり知られていないという前提で書きますが、このダイアログ・イン・ザ・ダーク人体の不思議展以来のマストな退屈しない展覧会系エンタテイメンツですよ皆さん。
このダイアログ・イン・ザ・ダークとは何ぞやですが、純度100%混じり気なしの暗闇の世界を体験できるザッツ真っ暗闇エンタテイメンツで、先日機会があって体験したんですけど、すごいです。闇の濃度が。極濃です。眼を閉じても閉じなくても真っ暗。数センチ先はおろか、0.1ミリ先も見えません、ぼったくりバーの照明よりも俄然暗い。ダースベーダー過呼吸するほどのダークサイド。実際暗闇に入った直後はパニックになりそうになった。それぐらいヤヴァイ。

そんなブライン状態の中、最大8名の参加者は、盲人の方のアテンドの声を頼りに45分間ほどの冒険に出かけます(これが結構長っ!)。んで、体験してわかったのは、視覚が効かない世界では、多くの情報は耳からと思っていましたが、実は足の裏から得る情報量の多さに吃驚。これは体験するまでわからなかったかもしれない。

あと、なんていうかダイアログ・イン・ザ・ダークは、障害者の方々をテーマにした催しって正直心底楽しめないものが多いいですけど、これは真っ暗アトラクションで盲人の方々の感覚を体験出来るというその辺のアミューズメントパーク以上の刺激的なエンタテイメンツとして成立していて、それが人気の秘訣だと思う。そんな形式を用いながらも、盲人の方々との隔てのないリアルコミュニケーションが行える状況に自分が置かれてるような仕組みになっているのもすばらしい。
ヤンキーの方々が「暗闇って面白そう!!」というノリでやってきて体験後「ぶっちゃけ盲人ってすげー!!」。それでいいと思う。座頭市佐々木小次郎バカボンド)の気持ちを味わいたいぐらいのノリでいったらいいと思う。

http://www.dialoginthedark.com/