極楽山本さんの一件について。

解雇は残念。
この処分に関しては、このクラスの方々ですら(多分ココリコ・ロンブーガレッジ等ナイナイはもっと上)がこのような事をやらかしてしまうと、迷うことなくスパッっと解雇処分になってしまうという、他の吉本芸人への見せしめ効果は絶大だと思った。前に、板尾さんが似たようなことになりましたが、あの時は、松本さんの力が大きく働き、解雇にはならなかった。若手芸人に慕われる軍団長である芸人と、大物芸人の傘下にいる芸人。この違いはこのような局面で表れた。守ってもらえる力を持った自分以上の大物芸人がいなかった。
あと、フジテレビのPRIDEへの処分もそうだが、最近のエンターテイメントを売る企業が、コンテンツの健全さではなく会社自体の健全さをアピールしてすぎるのはどうなんだろうか?エンターテイメントなんて怪しくてナンボでしょ。怪しさ・不健全さを押さえ込む事によって成立するエンターテイメントだってあるわけです。(そういったモノは面白かったりしてしまう事実があるし)ヤ○ザが絡もうと、最高のマッチメイキングが可能であれば、それはそれでみたいのが本音ですよね?乱暴に言いますが、視聴者はその内幕など見ていないわけで、画面を見ているわけです。画面上で面白くなっている裏側では、様々な悪がドタバタしていたっていいじゃないか。そんなのフツーにどこにでも存在するわけです。それらのグレーな要素を何とか押し込めて画面上では微塵も感じさせない、そんなアグレッシブなエンタテイメントが減っていってしまうのもどうなんでしょうか?