カラオケによる弊害

服部
うざいですが、ユニコーンの「大迷惑」は、歌詞にあるようにサラリーマン稼業の悲哀という演歌節を、これまで、その手の歌詞にはお決まりであったスローテンポな楽曲ではなく、振り切れたアップビーツに乗せてお送りするという組み合わせの妙が嵌った傑作で、苦悩するサラリーマンが発狂し始めたあの時代にしっくりとクるのは早い曲調、そんなイメージをチョイスした奥田民生って結構やるよねでもほんとうざい話にはなっちゃうのはレベッカラズベリードリームを歌ったせいじゃない?