青木さやかの嗅覚

uruoi2005-05-06


青木さやかは自分の身の削り方を知っている。

彼氏をボカシなしで出演させたり、ガチのグラビア写真集を出版したりと、テレビ史をプチ塗り替えるソフトを彼女は小出しに供給している。それらは視聴者にとっては、かつて観た事がないという「刺激」となり、当然人気の継続にも繋がる。
青木さやかの良いところは、この辺の「かつて観た事がない」というお題に対する執拗なまでの意識の高さにある。つまり、芸能界生き残り危機管理能力が高く、どうすれば生き残れるのか?を念頭において、仕事の取捨選択をしているからこそ、このような仕事を快諾する。それは、下積みが長かったからなのか、とにかく現状維持に対する意識の高さが他の芸人以上にタイトであるともいえる。
当然青木さやかにもNGはあるだろう。しかし現在のところ、その辺の仕事の取捨が非常にうまく言っている。それは、「青木さやかは曝け出す女」という印象を与えているから成功していると言えるのである。つまり、身の削り方がうまいと思った。アメリカを縦断したドロンズは身の削り方がヘタだったと思い出した。

まぁ、グラビアは本人にとっては身を削ったという所とは別のところにあると思うが。