サイトの管理人は何故にDJをやるのか?について

最初に言いますけど、ブロガーであろうとなかろうと、DJをやる機会があるとしたら、やってみようかな?と思う人が大半なわけですよ。音楽好きでしょ?俺もやりたいし、やった事もある。

だからサイトの管理人も何もないんですけど、何ゆえにDJという役回りがこんなにも人気なのかと。事実、ブロガーによるイベント=サイト管理人のDJという形式が一つの流れとしてあるわけで、その流れは、ネットとか関係なしに、現代の若人が催し物を発想する上でのごく自然の流れであり一つのパターンであると思う。

DJは、僕らにとって実現可能な憧れの役回りである。

若者文化においてカッコいい役回りというのは沢山あるが、一瞬にしてカッコイイを獲得できない場合が多い。それに比べ、曲をかければカッコイイ(極論だぞ)という根源でのみ語るならば、DJはなにより手軽である。誤解を招いてはアレなので言いますが、DJ自体がお手軽とは思わない。プロと呼ばれるDJはプレイ自体を期待されている本職だから。しかし、サイトの管理人のDJは、そのプレイのスキルを期待されているわけではない。関心があるとすれば、あのサイトの管理人の音楽的趣向とは?でしょ。つまり、サイトの管理人のDJは、プレイそのものを期待されてない分お手軽にカッコイイを獲得できると思った。だからこそDJをすんなりとやるのだと思った。(というかこの文自体ベタな切り口になりました。すんません)
DJとサイトの管理人っていうのは親和性が高い、というかDJは何かを表現している人全てに馴染む。音楽を嫌いな人というのはいないわけだし、「音楽を選んでかける」という行為に、クリエイティブなエッセンスが入っているし、そんな表現者たちのDJを聴きたいというニーズも確実にあるし。音楽を共有するのは理屈抜きにグっとくるし。

あと、この文章をそういうイベントを否定していると捉えられると相当辛いし。一つのアングルでしかないし。楽しいからどんどんやればいいと思うし。